皆さんこんにちは、広報の小平です。
これまでにもブログで触れられていましたがとうとう外語祭が1週間後です。
なので今日は外語祭で出すコーヒーリキュールについてお話しようと思います。
1 コーヒーリキュールって何?
コーヒーリキュールと聞いて「つまりカルーアのこと?」と疑問に思う人も多いでしょうからまずそこを説明しようと思います。
カルーアとコーヒーリキュールの関係はZIPPOとオイルライターの関係と同じです。
ZIPPOはオイルライターのうちの1つですがZIPPOが有名過ぎてオイルライター=ZIPPOみたいに書かれることがあります。
同じようにコーヒー豆と蒸留酒で作るお酒全般をコーヒーリキュールと言い、カルーアは単なる一銘柄です。
実はカルーア以外にもおいしい銘柄はいっぱいあるのですが、カルーアが有名過ぎてカルーア=コーヒーリキュールという認識が現状です。
なので外語祭ではファムカフェのコーヒー豆から作り、甘さをぐっと抑えてコーヒーの味が生きたコーヒーリュールを提供し、皆さんの意識を変えられたらいいなと思います。
2 コーヒーリキュール(カルーア)ってどうして強いの?
またコーヒーリキュール(カルーア)について「甘いのに地味にアルコールが強くて飲みやすいんだか飲みにくいんだか微妙。」というのもよく聞く意見なのでそこについても少しお話します。
結論から先に言いますとコーヒーリキュールのアルコールが強いのは仕方がないことです。
コーヒーリキュールの造り方は梅酒とよく似ています。
消毒した容器にベースとなる蒸留酒とコーヒー豆、お好みで氷砂糖を入れ、冷暗所でじっくり熟成します。
下の写真のようにお酒全体がコーヒー色になったら完成です。
しかし梅酒とほぼ同じ作り方なのにコーヒーリキュールは梅酒よりアルコールが強くなってしまいます。
それはなぜかと言うと、梅酒は熟成される過程で梅の水分がお酒に溶け出し、いい具合にアルコールが薄められます。
それに対しコーヒー豆にはほとんど水分が含まれていないため、例えば30度のお酒をベースとして使うとそのまま30度のコーヒーリキュールが完成してしまいます。
なのでストレートではなく牛乳で割って飲むことが多いです。
私たちがお出しするコーヒーリキュールもたしかにアルコールは強めですが、試行錯誤の結果アルコールを下げつつおいしく飲めるベストな牛乳での割り方を発見できたと思っています。
以上、コーヒーリキュールについての解説をしつつファムカフェのコーヒーリキュールのおいしさをアピールするはずが単なるうんちく話で終わってしまいましたが、皆さんが少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
それではまた次回。
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