こんにちは!今、欧州サッカー界を席巻する多くのアフリカ出身プレイヤーたち。その人数は近年格段に増えてきています。今回は、ヨーロッパで活躍するアフリカン・フットボーラーという視点から、アフリカを紹介します。
近年の欧州サッカーシーンにおいて、屈強なフィジカルとスピードで存在感を示してきたアフリカ人プレーヤーの多くは、10代のうちにその才能を見いだされ、欧州に渡るケースが多いようです。また、幼いうちに移民としてヨーロッパに渡り、その地の代表選手として成功する選手や、ジダンのように両親がアフリカからの移民、という例もあります。
バルセロナやインテル・ミラノで成功を収めたサミュエル・エトーや、チェルシーでチャンピオンズリーグを制したディディエ・ドログバのように、活躍して得た巨万の富を、財団や基金を設立して、故郷のアフリカに恩返しするといったケースもあります。
ここで、今注目しておくべきアフリカ人プレーヤー3名をご紹介します!
ヤヤ・トゥーレ コートジボワール代表/Manchester City(ENG)
圧倒的なフィジカルと長い脚からは想像もつかないようなテクニック、パワフルなシュートと守備力も兼ね備える万能型MF。
バルセロナと現所属のマンチェスター・シティでリーグ優勝を2度ずつ経験。2011~14まで4年連続アフリカ最優秀選手賞を受賞。
ピエール=ヘンリク・オーバメヤン ガボン代表/Borussia Dortmund(GER)
爆発的なスピードとその決定力で、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントで活躍する点取り屋。
2015-16シーズンはブンデスリーガで25ゴールを挙げ、得点ランクで2位に。2015年度アフリカ最優秀選手賞に輝く。
リヤド・マフレズ アルジェリア代表/Leicester City(ENG)
生まれはフランスだが、アルジェリアの血を引くため2014年にアルジェリア代表を選択。3年前までフランス2部の無名選手だったが、2015-16シーズン日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティで大ブレイク。
17ゴール11アシストをマークし、大番狂わせの立役者となった。2016年度PFA年間最優秀選手賞に輝く。
今後のアフリカ人プレーヤーの活躍にも目が離せません!
以上、アフリカ文化担当 妻井・佐藤がお送りしました。
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