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執筆者の写真Femme Café

【留学体験記】マダガスカル編

こんにちは!

夏も終わりが近づき、ホットコーヒーがおいしくなってくる季節までもう少しですね。

コーヒーのおともにぜひ、私たちのブログをご覧いただけるとうれしい限りです。(コーヒーはもちろんファムカフェのルワンダ産スペシャリティーコーヒーで!笑)


今回は「アフリカ留学体験記」。

インタビューを受けてくださったのは、さくらさん。

ファムカフェの卒業生でもある彼女は、アフリカ大陸の南東の海に浮かぶマダガスカルという島に留学&インターンシップをなさった経験をお持ちです。


マダガスカルに留学しようと思ったいきさつ

いきさつは大学選びにまでさかのぼります。

高校時代、貧困など途上国の問題や、援助は本当に必要なのか、などと開発援助の問題にも興味があったそうです。

生物や化学が苦手だったので理系は諦め、アフリカについて学べる東京外大を選び、アフリカ行きを決意したそうです。


マダガスカルってどんなところ?

国土は日本の1.6倍、アフリカ大陸から分離してできた島です。首都はアンタナリボ。なんとここにはアジア系とアフリカ系が混じった人種が多いそうです。正確な時期は未だ明らかになっていないがインドネシア人がやってきたのが始まりで、主食が米なのも彼らの影響だそう。アフリカ系の顔をしているのは西のアフリカ大陸側に住む人たちで、彼らの先祖はモザンビークから移住してきたそうです。

マダガスカルといえば固有の動物や植物が多いことで有名です。映画にもなっていますね。人々の文化も活気に溢れていて、独特の民芸品や音楽も有名です。


留学について

インターンが中心だったようですが、現地の語学学校に通っていたそうです。マダガスカル人にフランス語を学びますが、フランス留学と変わらないクオリティでかなり安く抑えられる(2000円/30時間)そうです。マダガスカル語の勉強もしたそうですが、現地の生活の中心なので強みになったそうです。


インターン先について

インターン先は先輩に紹介してもらった日本人が起業した仲介会社。ものを売りたいが取引先がいない、ものを買いたいが売主を知らない、などの需要をつなぎ合わせて、マダガスカル人のビジネスチャンスを創出する会社です。


どんなことをしていたの?

インターンの業務は広報と日本語教師。ホームページ、Facebookページ、また日本人向けのブログも日々更新していたそうです。日本語は多いときだと30人ほどのマダガスカル人に教えていたそうです。教材もないし、日本語の教え方もわからない状態でしたが、大学で学んでいたフランス語や少しのマダガスカル語で何とか教えていたそうです。


マダガスカル人の人柄・生活

誰にでも話しかける、心のオープンな人だらけです。特に外国人であれば、街を歩いていると必ず声をかけられます。また、音楽やダンスが大好きで、街中あちこちから音楽が聞こえてきます。

生活面において面白いなと思ったのは、マダガスカル人のマダムたちは雨が降るとシャワーキャップをかぶるそうです。さくらさんのブログでも紹介されています。

そんなかわいらしい面がある一方、厳しい現実も目の当たりにしたそうです。ゴミは分別せずに、トラックの荷台にポイッと投げ入れるそう。投げ入れたときに、荷台から声が。そこにはごみの中から何か売れるものがないか探す子供たちがいたそうです…


経験を生かして

さくらさんはマダガスカルで酸いも甘いも経験し、高校生の時から抱いていた疑問に答えを見つけたよう。現地での日本のイメージは、「ものづくり」。この想いを大切にして、今後は日本のインフラメーカーで現地の生活改善に貢献したいと考えているようです。


まとめにかえて

インタビュアーの私自身も開発援助の問題に興味があるので、たくさんのお話を伺うことができて本当にうれしかったです。

マラリアにかかってしまったり、ザンビアでNGOを手伝ったりと、ここに載せきれなかったお話もたくさんあるのですが、気になる方はさくらさんのブログ(http://ameblo.jp/sakurascar/)をぜひご覧ください♪

さくらさん、貴重なお時間を割いていただきありがとうございました!


以上、最後までお読みいただきありがとうございました!

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